今日は公演の準備をしゑひさんの家で行うらしい。

場所は聞いてたからとりあえずマンションまで来たけど、部屋番号が分からないから電話して訊こう。

「もしもし、しゑひさんですか?今マンションの前まで着いたのですが、部屋番号を教えて頂けますか?」

「あ、1回生の子ね!了解!!郵便受けの上を見てくれない?宛名の無い封筒があると思うんだけど。」

果たして、郵便受けの上を探してみると封筒が見つかった。

「何ですか、これ?」

「謎解きに慣れてもらおうと思って、ウチの部屋番号を謎にしたんだー。じゃあ頑張ってね♪」

そういうと、電話は切られてしまった。なんて先輩だ…。

取り敢えず、封筒の中を見てみよう。

封筒には、3枚の問題用紙と、1枚の解答用紙があった。

一体、何号室だろう…?

さくっと解いて、早く準備を手伝わないと!!

206号室の前に行くと、ナンバー錠のついた箱があり、紙が挟まっていた。

部屋番号が判ったら終わりじゃないのか…。

挟まっていた紙を開くと、また謎があった。

ナンバー錠の数字は3桁か…。


答えを埋めると『バレンタイン』ってことは、番号は『214』かな…。

あっ、開いた…って、まだあるの…!?



箱を開けると、一回り小さな箱と1枚の紙が入っていた。

箱にはまた3桁のナンバー錠がついている。

ドアの左を見てみたけど、特に何も見つからない…。

これがいわゆるラス謎かな…。


解答用紙の「ト」の文字の左をみると、「アカ・キ・アイ」になるから、番号は『287』だ…!!

ナンバー錠を開けると、中から部屋の鍵が出てきた。



「お、中々早かったねー!!」

「そうですか!!ありがとうございます!!…でも、ドアの前に鍵の入った箱を置いておくなんて不用心ですよ?」

「まぁ、実際にやった時はWeb上では出来ないギミックもあったし、基本的には立ち会ってやってたからね。

「そんなメタ発言やめてくださいよ。」

「じゃあ全員揃ったことだし、ゲームでもしますか!!」

「あれ、準備は…?」

Fin.




おめでとうございます!!

無事、しゑひ邸に入ることができました!!

下のボタンで喜びをツイートして下さい!!

また、感想等ございましたら、ハッシュタグ「#houtannazo」でお願いします!!