謎制作以外の謎解きイベントに必要なこと
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ツイート謎解きイベントを行うには、ただ謎を作れば良いというものではありません。
そもそも場所を確保しなければイベントを行うことができませんし、謎解き事前にイベントの告知が無ければお客さんに来てもらうことはできません。
さらにチケットの販売や、イベントの小道具作りや当日の運営を行う必要もあります。
このコラムでは、謎を制作する部分以外の謎解きイベントに必要なことについて書いていきます。
会場の確保
謎解きイベントを行う際にまず行わなくてはならないのが会場の確保です。
イベントの形式が決まったら、それに合わせた会場を確保する必要があります。
土日祝日に公演を行う場合には、特に会場が埋まりやすいため、早めに会場を確保しておく必要があります。
イベントの告知
開催するイベントを知ってもらい、お客さんに来てもらうために重要なのがイベントの告知です。
イベントの告知についてはとても長くなってしまったので、ここだけ別の記事で書きました。以下のリンクからお願いします。
謎解きイベントの告知はどうやってすれば良い?物品作成
物品には、謎に直接関連するキットと、謎には直接関連しない雰囲気づくりのための小道具とがあります。
キットの作成
どちらも大事ですが、キットについては、設計や制作にミスがあると謎が解けなくなってしまうこともあります。
しっかりと作成後にちゃんと解くことができるかの確認をしましょう。
また、イベントに制限時間がある場合には、参加者も焦っているため、少し手荒にキットを扱ってしまう人もいます。
そのため、キットはなるべく壊れないような材料や方法で制作をし、もしかしたら本番中に破損する可能性も考えて、少し多めに用意するようにしましょう。
小道具の作成
謎解きイベントの雰囲気を作り上げ、参加者の没入感や体験度を増加させる役割をもっているのが小道具です。室内の装飾や司会の衣装などがこれにあたり、特に体験を重視するタイプのイベントでは必須になってきます。
小道具を用意する際に注意しなければならないのは、謎を解く際のミスリードになってはいけないということです。
一見ただの装飾に見えるものが途中やラストの謎を解く鍵になるようなイベントは少なからずあるため、謎解きイベントに参加している人は部屋にある全てのものを疑うようになってきます。
そのため、例えば「赤と黒を入れ替えろ」という謎があって、たまたま雰囲気作り用の小道具として赤い像と黒い像なんかが置いてあったら、参加者が「この像が謎に関係あるに違いない!」と勘違いしてしまい、先のステップに進めなくなってしまうことは大いにあり得るでしょう。
雰囲気を作り上げるのはとても大事なことですが、イベントの妨げにならないよう注意する必要はあるでしょう。
当日運営
どれだけイベントで出題された謎の出来が良くても、運営が悪いとその公演の評判は下がってしまいます。
(文化祭や学園祭で)プロレベルの応対をしろという人は多くはないと思いますが、参加しに来てくれた人に対して最低限失礼の無いように、以下の点は気にしておくと良いかもしれません。
受付スタッフのお喋り
お客さんが受付の近くまで来ているのに、受付スタッフ同士がお喋りしていると、中々話しかけづらいものがあります。
お客さんが来たときや、人が通りがかったときは挨拶などをして、話しかけやすい雰囲気を作ることは大切です。
ヒントの出しすぎ/出さなすぎ
まだ考え始めてそんなに経っておらず、謎を解く手掛かりが見えてきたあたりのところで「ここは○○を表しています」などと求めてもいないヒントを言われてしまったら、お客さんが謎が解けたときに感じる快感が減ってしまいます。
ステップの進みは早くなるかもしれませんが、イベントに対する満足度は下がってしまう可能性があるので注意してください。
ミスがあった時の対応
出来るだけ避けたいことですが、人が運営している以上、イベントで何かミスが起きてしまうことはあるかもしれません。
本来配られるはずの謎が配られなかった・予約の取り違えをしてしまっていたなどの手違いは、もちろん無いに越したことはないですが、起きてしまった際にどのような対応をするかは大切です。
しっかりと対応すれば、ミスの程度にも依りますが、お客様も激高するということにはならないでしょう。
まとめ
- 意外とやることが多い
- お客さんに来てもらうには告知が大事
- 当日の対応は評判に直結する
謎解きイベントの開催にはその影でやらなければならないことが結構あるということが分かっていただけたのではないでしょうか。
もちろん、全部を全部やらなければならないという訳ではありませんが、このコラムを確認しながらで良いので、なるべく出来ると他のイベント運営にも通じるところがあるのではないでしょうか?。
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