Osaka Metro×SCRAP 『謎解きメトロ旅』

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Osaka

リアル脱出ゲームを運営するSCRAPはナゾトキ街歩きゲームとして、東京では地下謎への招待状が東京メトロで2014年から開催しており(2019年度は期間終了)、名古屋でも地下迷宮に眠る謎を東海テレビや名古屋市交通局とコラボして開催しています。

今回はOsaka Metroとコラボして開催している、『謎解きメトロ旅』に参加したので、(期間が終わりがけで申し訳ないですが)感想や情報を書いていこうと思います。

概要

イベント名謎解きメトロ旅
開催場所大阪メトロ(Osaka Metro)沿線とその周辺地区
開催期間2019年11月28日〜2020年03月31日
参加料金2300円/1キット(Osaka Metro 地下鉄専用1日乗車券付き)
想定時間ファミリー層が約6時間程度 / 謎解き経験者が約4時間程度
謎制作SCRAP

※すべて謎制作会社HPより

全ての情報を手に入れてから、最後の謎を解くために出来れば落ち着いた場所に移動したい感じがあるので(情報さえ手に入れば家で解くことができる)、その時間も合わせると+30分掛かる場合もあるかもしれません。

購入とスタート

筆者は京都から京阪電車に乗って淀屋橋まで行き、淀屋橋駅からスタートしました。

謎解きのキットは大阪メトロ全駅の駅長室にて販売していますが、淀屋橋駅では、駅長室は改札内にあるため、改札にいる駅員さんに「謎解きキットを買いたいです。」と伝えることで、改札内に通してもらいました。

駅長室でお金を払ってキットを購入すると、「今から始めるのであれば別に改札から出なくて大丈夫ですよ。」と駅員さんに言われ(仕組みがよく分かってない)、近くにあったベンチで内容物の確認をしてスタートです!

このとき、ペグシルの後ろに消しゴムが付いていませんでしたが、(駅員さんはただキットを渡しただけなので言われても困ると思い、)使わないことを信じて気にせず開始しました。

謎解き道中

謎解きメトロ旅クリア

冊子を開くとまず初めに謎を解いて、次の謎が仕掛けられている駅が分かるようになっており、その駅に行ってそこの謎を解くと、また更に次の駅が分かって…というスタンダードな流れでした。

冊子に、全ステップ中の何ステップ目にいるのかが書かれていたのは、全体像が分かって個人的には安心感がありました。

筆者は地下鉄系の周遊謎に参加するのは初めてだったので、他の地下鉄系周遊はどうであるかは知らないのですが、この謎解きメトロ旅では初めの謎を解いた先の駅が2駅あり、参加者はキットを買った駅から行きやすい駅を選ぶことができました!

このシステムは、「まず1駅目に行くのがめちゃくちゃ遠い!」となるのを緩和できるので良いシステムだなと思いました。


さて、謎を解いて1駅目に向かい、1駅目の謎を解き終わって「さあ、2駅目!」となったところで、小さい事件が起きました。

ペグシルを落とした

ペグシルを落として、芯が無くなってしまったのです!

これで、ペグシルは本体のプラスチックだけになってしまいました(笑)

「まぁ言ってもファミリー層も想定した周遊だし、書き込まなくても行けるでしょ。」と思い、気にせず進めることにしました。

(結局途中で困ることになったので、ペグシルは大切に扱いましょう!)


謎は駅近郊のものを利用するのがとても上手く今まさに街を探検している!というワクワク感を楽しめました!

謎解きをしている道中で一旦休憩して、道中にあるお店に入ったり買い物をしたりもしたので、そういうところも街歩きをしているというのを体感できて良かったです。

また、ラス謎が綺麗にまとまっていて「こんな見せ方をするのか!」といった驚きを感じられるような謎となっていました。

ラス謎以外は1,2箇所を除いて大きく時間や手間も掛かるようなところもなかったのですが、終わってみると4時間程度掛かっていました。

(ラストで20分くらい使ったので、情報を手に入れるまでなら急げば3.5時間程度で終わる?)

あまり体力がないので、途中でカフェに入りながら休み休みプレイしました。

地下鉄駅から地上へ上がり下がりする必要もあるため、なるべく動きやすい格好で行った方が良いと思いました。

最後まで飽きずに楽しめましたが、1人でガンガン謎を解く人向けというよりは、仲の良い人と街の散策を楽しみながら解いていく感じ(だけど謎はがっつり)かなという印象を受けました。

キットについて

謎解きキット

キットの内容物としては少なくない量が入っており、満足感も高いと思います。

他の周遊と同じく、千切ったらA4のクリアファイルになるバッグ型のファイルに内容物が入っている形状でした。

無理に引っ張ったりしなければ、途中で勝手に千切れたりする心配はないと思います。

またバッグの背面に1日乗車券を入れるチケットホルダーがあり、個人的には割と重宝して使用していました。

初め数回は誤って交通ICカードをかざしてしまいそうになったので、普段から使っている人は注意した方が良いかもしれません。

まとめ

『謎解きメトロ旅』はOsaka Metroや街がしっかりと活かされた非常に楽しく、ラス謎も綺麗な謎解きでした!

唯一不満点があるとすれば、やっている最中に同じキットを持った人がぞろぞろと同じ方向に歩くことになってしまう点ですが、この形式ではもうある意味それも風物詩なのかなと思います。

covid19の感染拡大により、不要不急の外出に対して自粛要請の機運が高まっている中で「ぜひ行ってください!」とは軽々しく言えないのですが、この謎解きメトロ旅は2020年3月末で終わってしまいます。

面白い周遊謎なことは、他の方の感想を見ても分かると思いますので、この記事を読んで面白そうだと思った方は、ぜひ各々の判断で参加していただければと思います!

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