グレースシステム(Grace System)

ここでは、グレースシステム(Grace System)という、2巡目に高い確率(約88.57%)でパーフェクト(パフェ,オールクリア,All Clear)を取ることができるテンプレについて紹介していきます。

基本系と特徴

基本形

形は上の通りで、上下反転できます。

右を開けても左を開けてもどちらでも良いです。

メリット・デメリット

メリット

• パフェを取ることができれば10段送れるため、相手にプレッシャーを掛けることができる。
• 覚えることができれば連続パフェという強い攻撃を見越せる。
• 通常の開幕パフェ積みよりもパフェをとれる確率が高い。

デメリット

• 先に段を送られるとパフェが取れなくなるため、開幕TSDなどの速攻に弱い。
• パフェが取れなかった際に急いでカバーをする必要がある。
• パフェを取れるミノ順や組み方を覚える必要がある。

組み方とミノ順

1巡で組めるため、グレースシステム自体は覚えることは少ないでしょう。

%Tのホールド・ハードドロップのみで左のパターンが組める条件は以下の通りです。

• %I>%Z・%O>%L
• %I>%S・%O>%J

右のパターンは以下の通りです。

• %L>%Z・%O>%I
• %J>%S・%O>%I

%Tを最後まで残しておこうとすると、そもそもグレースシステムを組める確率はあまり高くなく、実践でも初巡でグレースシステムを組む人はあまりみられません。

しかし、実戦で2回目パフェを狙う際に、4x4のスペースを含んだ形を残すことが多いため、組み方というよりも4x4が空いている際のパフェの取り方を覚えることは非常に有用だと思います。

パフェが取れる消し方

グレースシステムを組んだ際に最低限必要なパフェが取れる消し方は以下の通りです。

開幕パフェ積み同形

グレースシステムの良いところは、開幕パフェ積みで覚えた消し方を多く利用できるところです。

%Tを置くことで、通常の開幕パフェ積みと同等に展開できます。

左右反転も含めると、初手で%Tを立てる消し方として覚える必要があるのは、以下の22パターンです。

T初手

上記の開幕パフェ積みでカバーできないパターンでも、以下のパターンは%Tを初手に置くことができるので、比較的使用頻度が高いです。

T2手目以降

%Tを初手に置かないパターンです。

初手ミノの指定があるので使用頻度は少ないですが、しっかりと覚えましょう。

覚えておくと良い組み方

上記の組み方で取れるミノ順は網羅していますが、以下の組み方も覚えておくと、ハードドロップだけで取れたり2巡目以降にパフェを取る時などに役立ちます。

判定ツール・練習用ゲーム

グレースシステムを組んだ際に、特定のミノ順からのパフェの有無を判定して答えを表示してくれるチェッカーツール作ったので、良ければ使ってみてください！

パフェクリチェッカー

また、グレースシステムからパフェが取れるかどうかを判定する練習用のゲームを作成したので、やってみてください！

無限パフェクリクイズ

関連ページ

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参考ページ

この記事を作成するにあたって参考にさせていただいたページです。

• Grace System (グレースシステム)|FOUR
• Galactoid’s Perfect Clear Guide